本の要約まとめ

『メモの魔力』要約【抽象化とは・メモのやり方・抽象化ゲームのやり方と実例集】

メモの魔力書評解説
せしる
せしる
皆さんこんにちは!世知NOTEのせしるです。このブログでは、世知辛い人生の処世術となる知恵が書かれた名著の、要点だけを効率よく学べるように解説しています。

今回は仮想ライブ空間SHOWROOM社長、前田裕二さんの著書
「メモの魔力」を要約します。
 

 
前回の記事では
「メモが人生を変える理由・メモの知られざる極意!」についてご紹介しました。

『メモの魔力』要約まとめ【前田裕二著】人生を変えるメモ・AIにない能力を伸ばせるメモ 今回は、SHOWROOM社長 前田裕二さんの著書『メモの魔力』を要約します! 「人生の勝算」に続き、前田裕二さんの2冊目の著...

今回の後半は実践編になります。
「メモの魔力」に書かれているメモのやり方と、『抽象化思考』と『抽象化ゲーム』を解説します。
 

「メモの魔力」抽象化という考え方とは?

メモの魔力本の要約ブログ
メモの魔力という本は、実はメモのとり方というよりも「抽象化」という思考法を教えている本とも言えます。
前田裕二さんいわく
「記録」ではなく「知的生産」のためにメモをとる
ということ。

それでは、知的生産がどうやってできるのかをご紹介します。

「知的生産」が起こるメモの流れ


早速ですが、この流れでメモが「知的生産」活動に変わります!
 

見たもの、感じたこと(ファクト・事象)をメモする

「ファクト」を言葉にする作業が「言語化」です。

言語化することで
・何が良かったのか○
・何が悪かったのか✕
・なぜなのか?
という自分が感じたことの理由(法則性)を強制的に考えることになります。

この理由(法則性)を考える作業を「抽象化」と言います。

これをいつどんな場面でも何度でもやっていきます。

すると自然に物事の本質をつかめるようになります。

本質がつかめると
・成功している○の本質
・失敗している✕の本質
が自分の中に集まってきます

自分の活動に当てはめて「○○したらいいんだね♪」と考えます。
この作業が「転用」です。

これで自分をどんどん成長・成功へ導くことができます。

①ファクト(メモして言語化するという行動)

②抽象化(考える)

③転用(考える)
という3つの展開を、頭の中でやっていきます。
メモの多くは「記録メモ」なので、最初のファクトの段階で終わります。前田裕二式「知的生産メモ」はその後に考えるというステップが加わっています。
例えばこのようにやってみました。

【ファクト】
友達Aさんは笑顔も多くてとても感じが良く、誰からも好かれている女性です。

【抽象化】
いつも笑顔だと相手は「受け入れている」と好印象を持つ

【転用】
自分も無表情ではなく、笑顔で人と接しよう!

3つの展開になっていますね。
このようにメモと思考を習慣にしていくと、これまで素通りしていたいろんな事からヒントが沢山もらえます。
メモした数だけ、
考えた数だけ、
その成功するヒントが見つけられますよ。

ダイアモンドが埋まっている山があったとして、1時間だけ探した人と、一ヶ月探した人ではどちらが多くのダイアモンドを見つけると思いますか?

もちろん一ヶ月探した人の方が、見つける可能性は高いですよね。
メモも、ダイアモンドの原石を探すような作業なのです。

 
あなたなりに心を動かされた事象(ファクト)を、どんどんメモ(言語化)し、法則性を見つけ(抽象化)、自分への取り入れ方(転用)を考えてみてください!

抽象化(知的生産)メモのやり方

*「メモの魔力」44ページより
前田裕二さんのメモのとり方がこの画像になります。
 

左ページ:
日付
標語(タイトル)
ファクト(ありのままの事象)
右ページ:
抽象化(ファクトの本質を考える)
転用(抽象化したことを別に応用するには)

 
これを見開き2ページの用紙に書きます。
通常多くの人は、左ページのファクト(事実)だけをメモしています。

メモの魔力の方法は、その続きに付加価値をつけるというもので、
起こった出来事からアイデアや発見を生み出すために
「抽象化」して「転用」という知的生産活動をします。

正直言うと、慣れないうちはかなり頭を使うメモのとり方なんですが、ずっとやっていくとだんだん早くなります。
ちなみに、これは仮説を立てるという作業でもあるので「抽象化」したものは正解ではなく、自分が思ったように抽象化・転用してみていいのです。

もっと簡単に知的生産を行う方法

 
正直に言うと、この本のように3展開をノートに書くという作業は大変です。

せしる
せしる
そう思った方へ、私のやり方もご紹介します。
①メモをとる


②頭の中で考える(抽象化して本質を考えてみる)


③自分の活動にどう活かせるか考える(転用)

つまり、抽象化と転用はメモせず、頭の中で考えるだけです。
サボっているようですが、要は、メモして事象を正確にとらえ、その後自分も良い点を取り入れられるように変換する事なので、メモと抽象化と転用のやり方は人それぞれでいいと思います。
 

抽象化思考【図解でイメージ】

本には図は書いてありませんが、私の抽象化のイメージ図です。
頭の中にこんなイメージを持っておくと、わかりやすくなります。

 
 

抽象化ゲームのやり方【実例】

実際に
ファクト⇢抽象化⇢転用
をどんな風にやるのかをご紹介します。
これは私が考えたものになります。

【ファクト】
山道具というか
キャンプ用品というか
そういう系の道具は
不便を便利にしてくれる
【抽象化】
過酷な環境に耐えられるモノは
軽くて丈夫!
【転用】
ピンチになったら頭の中を軽くする!
【ファクト】
焚き火では、木は燃えにくいけど、杉の葉や竹はすごく燃える!
【抽象化】
発火しやすいものを使えば早くて効果的
【転用】
人が熱くなることで参加型コンテンツを作る
【ファクト】
雨の日は公園に人が来なくなるけど、雨でも楽しめる場所だ
【抽象化】
人はおかれた環境で常識的に判断し行動する
【転用】
固定概念を外した新しい行動が楽しさをくれる
【ファクト】
やる事いっぱいあるのに、癒しの散歩に出てしまう
【抽象化】
快楽を伴う習慣は継続する
【転用】
習慣化させたいならゲーム化すればいい!
【ファクト】
12月の満月はコールドムーン
1月の満月はウルフムーン
2月の満月はスノームーン
素敵な名前!
【抽象化】
素通りしているものに、時代にあった名前がつけられるとその魅力に気づく
【転用】
どこの誰もが0円で楽しめるものを教えてあげる
【ファクト】
Googleドキュメントの使い方さえ時間かかってる汗マークでもいろいろ触ってたらわかってきたー
【抽象化】
ドラクエみたいなRPGみたいな感じかな
【転用】
いろいろ開いてたらわかってくる
【ファクト】
会社の忘年会に参加しない「忘年会スルー」が増えいるというニュース
【抽象化】
会社に依存しない考え方が増えている
【転用】
副業や転職の時代が来ている
【ファクト】
私のパソコン作業スペースに、中2の娘が保育園の時書いた手紙を飾っていたら、娘も机に写真を貼っていた。
【抽象化】
人はパーソナルスペースで自分のものを大事にされていると嬉しく思う
【転用】
自分だけしか使わない場所に、大切な人を入れておこう
【ファクト】
くまモンをデザインした水野学氏いわく、くまモンできるまで3000回の試作を作ったそうだ。
【抽象化】
ヒットの裏には、地道な努力と、失敗してもあきらめない強靭な意思力がある。
【転用】
何かに挑戦するとき、何度か失敗してもすぐにあきらめない。
【ファクト】
くまモンは熊本県にとって大きな経済効果を生み出し、ファンも多い。
【抽象化】
デザインが政治を動かし、経済を動かし、人の心をも動かす。
【転用】
ヒットを生み出したいなら、デザインで勝負する方法もある。
【ファクト】
バスケのドリブルは「緩急」をつけて進んだ方が上手くいく。
【抽象化】
単調さにインパクトが生まれて面白くなる。
【転用】
音楽、スポーツ、話し方、ストーリー、記事、人生etcに緩急があると、魅力的になる。
【ファクト】
池上彰さんは、ずっと小学生に向けてわかりやすくニュースを伝えるという仕事をしていた。
『なんで小学生相手に…』って思いがちなんだけど、池上彰さんは主体的に取り組み試行錯誤して研究されたんだろう
その経験が圧倒的なスキルになり数十年後に大きく活かされた!
【抽象化】
自分を評価してくれるのは、その時関わった人たち?(池上さんなら子供たち)と思いがちなんだけど、
その時に試行錯誤してつけていったスキルが、数年後に成果となる!
【転用】
前のめりに取り組んだ経験が身を結ぶ。だから今は点をたくさん打とう!


こちらは、Twitterで抽象化ゲームをアウトプットしたら、前田裕二さんからリツイートしていただきました。
かなり感激しました!!
(≧∇≦)
 

「メモの魔力」私の書評

せしる
せしる
以上が「メモの魔力」の要約になります。いかがだったでしょうか?

 
他にも自分の軸を見つける『自己分析1000問』など、沢山のことが紹介されていますので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください!

 

ありがとうございました

せしる
せしる
最後までご覧いただきありがとうございました。

このブログでは人生の知恵となるような本を短時間で学ぶことができるように作っています。
もし記事が参考になったという方はコメントをいただけると嬉しいです!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。

『メモの魔力』動画でも要約しています